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Fender Factory Order Tour 2026 #02

日頃よりご愛顧を頂きまして誠にありがとう御座います。

梅田店のSTAY METAL丸山で御座います🤘🏻

先日、当ブログにてFender Corona Factoryにて「Factory Order Tour」に行ってまいりました模様をお伝えさせて頂きましたが、

前回はファクトリー見学をメインにご紹介をさせて頂きました🎸

第二回である今回はメインであるマスタービルダー(以下.MB)達へのオーダーの際に行われたインタビューをご紹介いたします!

普段はなかなか聞く事もできず、ベールに包まれているMB達の素顔に迫っていきます🤘🏻

ちなみに今回インタビューを受けて頂いたMBが7名なのですが、一回のブログで全員を掲載するとなかなかの長文となります為、2回に分けてご紹介させて頂きます🎸

今回は下記のMB3名となります。

・Kyle Mcmillin 氏

・DenisGaluszka 氏

・Greg Fessler 氏

と、その前に…

MB達へのオーダー&インタビュー前にMBであるKyle Mcmillin氏とプリンシパル・エンジニア(高度な技術力と広い影響力を武器に、プロダクトの成長を牽引する凄腕)であるScott Buehl氏によるトークセッションが行われました👀

デザイン・ラウンジにお二人が登場!一同大拍手!👏👏


クールでスタイリッシュな職人という佇まいのKyle氏と対照的にLAの陽気でかつロックなおじさまな雰囲気のScott氏のコントラストがとても良かったですねー😊✨️

まず最初にKyle氏が今新たに構想し出がけているオフセットストラトなるモデルを我々に見せてくれました👀🎸

ストラトキャスター+ジャズマスターというコンセプトのようで、ゴールドボディ/マッチングヘッド、ボディ形状はオフセットにしたSTという形で3シングルピックアップ、ブリッジもプレス型シンクロナイズドトレモロ仕様という見た目は7割型ストラトという感じ。とても不思議なフォルムでしたが、同時に体へのフィット感は、とても良さそうでしたね!✨️

ローズウッド指板にブロックインレイがジャズマスターの雰囲気を醸し出し、絶妙なバランスに流石アーティストとの仕事も多い人気MB!というセンスを感じましたよ!👀🎸

このモデルを作るうえでKyle氏が拘った点が下記です👍️

・バックコンターもオリジナルでより体にフィットするよう計算されている。

・コントロールはVolumeをToneから少し離し、操作性をアップデート

・ジャック位置も通常のSTより下にデザインし、見た目のバランスも考慮している。

 

 既にオーダー入っているようで、今後の動向がきになりますね!!🤘🏻🤘🏻

Kyle氏のクリエイティブかつ、革新的なモデルの創造は、この後行われるMBインタビュー時に私が伺った質問で、そのキッカケとなるヴェールが明らかになる事となるのです…!

 続いては、プリンシパル・エンジニアであるScott氏によるトーク。

彼も元々はMBで2019年の第61回グラミー賞授賞式でアーティストのH.E.R.(ガブリエラ・ウィルソン)が使用した透明なアクリル製のストラトキャスターを製作した事で有名な方です。

そのアクリルストラトに数多くのリクエストが殺到し、アクリル製のジャズマスター(Acrylic Jazzmaster)も販売されていたので、ご存知の方も多いでしょうね👀✨️

アクリル製ストラトの作成秘話も語ってくれたましたが、作成依頼が来てからの可否の決断の早さや「当初は一か月でだったら作れるよって言ったけど「いや、2週間で作って欲しい」と依頼された時に休日なしで一日16時間ずっとアクリルと格闘し続けた」等の面白くも、職人魂や顧客の為なら自らの時間をも犠牲にする姿勢に熱いものを感じましたね!🔥

 また彼はCS内の特別パーツ開発部署であるRSD「Research Special Division(リサーチ・スペシャル・ディヴィジョン)」でもメインで開発をしているとの事!

正確でプレイヤーの絶大なる信頼を得るイントネーションの良さ、サドルをブラスにする事によりレスポンスの良いサウンド、そしてヴィンテージのようなクールなルックス、というキャラクターで人気のRSDブリッジ。

その開発者であるScott氏の究極にまで研ぎ澄まされた職人魂には終始感動しました…!

 色々な製品を作ってこられたようで、機能性だけでなくデザインの質にも拘る(例えば、パーツ全体のスチール質量をあげたい時に、サドルの質量を上げれば音が良くなる計算だったようですが、それだとデザインが微妙だった為、サドルではなくブリッジの土台部分を大きくしクールなデザインにした等)彼の姿勢にはアーティスティックな部分も大きく垣間見え、LAらしい見た目のクールさにはかなり強い拘りを感じましたね👍️

更に感覚も洗練されているようで、JM用ブリッジを作った時は「JMの弦落ち対策の為、本来のサドル形状をアップデートした際にPCでデザインを作ったんだけど、実は適当につくったんだよね、でも実に良く出来ていて、ミドルの質が良くなったから今もそのままの仕様で作っているよ」との事!驚き!👀

また2013年にRSDストラトブリッジを作る際、マイクルイスからストラトブリッジをアップデートするよう依頼されたが、さすがに伝統的なスタイルを変えるには当初は躊躇されたそうです。

しかし色々試案していく中で、伝統的なデザインを継承したまま、サドルをわずかに細く52.8に変更、ブリッジプレート焼入れしていない→柔らかいままの方が音にハリがでるから等の拘りに加え、アームもぐらつきがなくスムーズになるようアップデートに尽力されたそうで御座います!

ちなみにこのブリッジは湾曲している為、完全ハンドメイドで大量生産は不可との事。

この事からKyle氏はMBだけのオプションだと思っていたそうですが、小ロットでも一応販売はしているようです👍️

~~そしていよいよMB達へのインタビューで御座います🎸🎤~~

先程もトークセッションしてくれたKyle氏です。物腰やわらかく落ち着いた雰囲気のまさに職人!というオーラでした👀

~Kyle Mcmillin氏~

Q.貴方のギターには細部に神が宿っていると思います。とても丁寧で魂を感じます。数あるディティール等に一番拘りがある部分は何ですか?

 A.自分にとっては完璧である事が一番なんだよ。他の人では気にしていないキズなども自分はちゃんと気付くんだ。絶対に妥協はしないよ。

そしてセットアップに関して他人と違う拘りはネックを一度逆ぞりにしてから弦をはるんだ。

そしてハイフレットにいくにつれ3,4弦のフレットを少し低くする事により、疑似的にコンパウンドラディアスのようにしている。そこはかなり拘っているし僕のアイデンティティだと自負しているよ。

  

Q.貴方はPANTERAのダイムバッグダレルが好きです。私も大好きです!

もし彼が今も生きていて彼のためにFenderスタイルのギターを作るとしたらどんなギターを」作りますか?

 A.ワオ!…うん、彼にギターを作れるとしたら、それこそ夢が叶う事なのでどんなスタイルでも作りたいね…。

キッズの頃に彼のMLギターを見て「なんて形だ!かっこいい」って思ったので、現在作っているオフセットストラトのような革新的なスタイルキッカケだったんだ。

また、師匠のユーリが昔ワッシュバーンで勤めていてダレルのギターも作っていたので、本当に夢だよ!

続いてはDenisGaluszka氏!

~DenisGaluszka氏インタビュー~

Q.様々なモデルを常に作られており、当然拘りが沢山ある中で、どのモデルにも共通する、細部への一番の拘りは何ですか?

 A.何がと言われたらネックへの拘りかな。

ネックがサウンドやプレイヤビリティで一番大切だからね、ネックエッジ部のローリングや組み込みのディティールに拘りがあるね。

Q.ネックに関しては若い時から今まで沢山研究してアップデートされてきたんでしょうね!

 A.そうだね!でも…いい意味で、本当はディティールにさほど拘りがなく、お客さんがハッピーなのが一番なんだけどね!笑

その為にはしっかりヒアリングして、こちらからも「こうした方がベターかも」って場合はアドバイスはするよ、ハッピーになってもらいたいからね!

続いてGreg Fessler氏!

~Greg Fessler氏インタビュー~

Q.数あるCSの木材ストックの中で、良い木材を見つける秘訣や自身の基準等はありますか?

 A.まずネックの場合は見た目が重要だね。そしてクウォーターソーンが好きなのでそこも重要だね。

あと重量にも拘りがあって軽くない材を選ぶようにしているんだ、重い方が密度があるから剛性もあり、長く使う上で良い状態を維持できると思うよ。

ボディに関しては重過ぎると違うけど、ミドルくらいの重さが良いね。

軽いと音が拡散してしまうと、僕は思うよ。

  

Q.貴方のネックは、とても快適で神がかっていると思います。シェイピングの秘訣を教えて下さい。

 A.やっぱりエッジ処理だね。いかに快適に弾けるかが本当に重要だからね。そこは相当時間をかけているかな。

  

Q.貴方は1969ストラトを多く作っている印象がありますが、なにか強い思い入れがあるんですか。

 A.元々僕のヒーローであるリッチーブラックモアの影響もあったけど、前にホセフィーナの69ストラトHWを試した事があってね、そのクオリティがあまりにも良かったので、自分の1969によく載せるようになったんだよ、それがキッカケかな、10年くらい前の事だよ。

超絶ご多忙の中、快くインタビューに応えて下さり心より感謝いたします🙏!!

さて、次回はこちらのMBの皆さんへのインタビューを掲載いたします!👍️🎸
・David  Brown氏

・Andy Hicks氏

・Jason Smith氏

・Todd Krause氏

STAY METAL!!🤘🏻🤘🏻

この記事を書いた人

イシバシ楽器 梅田店 主任 丸山
所有ギター:Yngwie ST,AllRose TL,Killer Guitar多数,Music Man JP,Jackson CS RR1.5等
メタルがあれば何でも出来るがモットー
ですが、どのジャンルも好きという博愛主義
音楽やギターの話をしに是非お越し下さい♪アフターケアもお気軽にどうぞ!

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